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苦戦が予想される日本のスマホ業界、打開の鍵になるのは5G

苦戦が予想されるこれからのスマホ業界

スマートフォンの需要の高まりに合わせるように、2012年から2017年辺りまで急激な成長を見せていた日本の電子部品産業ですが、すでに世界中のほとんどの人がスマホを手に入れてしまった現状では、さすがに頭打ちのようです。
世界の17年から3年連続で減ってきているようで19年のスマホ出荷台数は前年比0.8%減となりました。
日本の電子部品業界も全体から見れば概ね好調ですが、その現状は車向けの部品や医療用の部品が好調なだけで、スマホ用の部品が足を引っ張ってしまっているという状態になってきているようです。
電子部品の製造しているメーカーも頭打ちのスマホ用の部品から好調な車用や医療用の製品に徐々にシフトチェンジしてきているという話もあります

打開の鍵は5G

スマホ本体のメーカーとしても存在感を見せることができず、頼みの電子部品の分野も一時期ほどの勢いはなくなってきて、これから苦戦が予想される日本のスマホ業界ですが、この現状を打開する手立てがまったくないわけではありません。
2020年から通称5Gと呼ばれる第5移動世代通信システムがついに始まります。
17年から19年まで3年連続で落ち込んでいるスマホの生産台数ですが、5Gの運用開始によって一時的にスマホの需要が3~4%ほど伸びることが予想されています。
その5Gの無線通信の開発競争や5Gといったら〇〇という印象を植え付ける宣伝活動に勝ち抜き、一時的に拡大されるスマホ需要の取り合いに勝てるかどうかが鍵になりそうです。