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スマホの電子部品の世界シェアと主な電子部品

スマホの電子部品では日本の企業がトップ

スマートフォン本体の争いでは、アメリカのAppleやGoogleだけでなく中国のHuawei、ZTE、韓国のSAMUSUNGやLGに大きな遅れをとり、残念ながら世界の中で、日本のメーカーはかなり影が薄い存在になってしまっているのが現状です。
しかしスマホ内部の電子部品の分野では、実に世界で40%ものシェアを誇り、大きな存在感を示しているそうです。スマホを作るためには日本の企業がないと成り立たないなんていう記事もいくつも目にしました。
スマホの需要の増加に合わせて日本の電子部品の売上高が急成長する企業が多く出てきているようです。その主な企業をいくつか挙げていくとソニー、京セラ、日東電工、TDK、日本電産、アルプス電気、村田製作所、太陽誘電などがあります。

スマホに使われている主な電子部品を紹介

そんな日本の企業が作っているスマホの電子部品にはどのようなものがあるのでしょうか。主な電子部品をいくつか紹介します。

・コンデンサ
コンデンサは、直流電力は通さずに交流電流を流すという特徴があり、電荷を溜めて必要な時に放出するという役割を持ちます。電化製品には必ずといってよいほど使われる部品です。
・抵抗器
抵抗器は電気が流れにくい部分を作り、電流を制限したり調整したりする役割があります。
・トランジスタ
半導体でできている能動部品と呼ばれ、電気の流れをコントロールする役割があります。
・ダイオード
トランジスタと同じ能動部品の一種で、電気を一方の方向からしか流れないようにし、電気が逆流しないようにする部品です。

コイル(インダクタ)
電気が流れた時に磁力を生む特徴がある電子部品です。抵抗器やトランジスタと合わせて様々な役割を行います。